株のお話
こんばんは こへです。
エンジニアでもありトレーダーでもある私が、ちょっと株のお話をしようと思います。
最近の日経平均はほぼセオリー通りに動いており、大儲けしている人も多いのではないでしょうか。
- 5月〜7月にかけて3段の下降トレンドを描く
- WBUTTOMを形成する&トレンドをブレイク
- 上昇トレンドに移行し2段上げの後3段目へ差し掛かっている。
歴史を繰り返すとはよく言うもので、まさにセオリー通りの流れを表しています。
全ての人々が完全に効率的であるならば、我々は儲けることはできません。
しかし、経済学的には市場は効率的に動くと仮定されますが、現実は違います。
行動心理学にあるように、人は損失を極端に嫌う傾向にあるのです。
言い換えれば、少しの損失もしたくなく損を無くす可能性があるならばそちらにかけたがります。
しかし、それとは逆に利益はすぐに確定したがる。
株価とは時価総額÷発行済株式数であります。
時価総額つまりは企業の価値によって株価が決まります。これを理論株価といいます。
しかし、実際の市場ではこの「理論株価」の通りの値段がついていません。
なぜなのでしょうか?
それは株価とは企業の価値に加え「期待値」や「人間の感情」が含まれるからです。
このノイズ的な要素により、割安や割高が発生します。
この差分の利益を取る方法をバリュー投資と言います。
実際に株価とはどのように決まるのかを理解しておけば、
なぜ損をしているのか?という「恐怖」から開放されます。
株式とは我々が思っている以上に「感情」に左右されるゲームなのです。