【驚愕】スーパーマリオランによる任天堂株価の変化とこれからの予想
12/16にスーパーマリオランがリリースされましたね。
従来とは異なった課金制に賛否両論ですけど、、
世論的にはスーパーマリオランは失敗と言われてますが、
誰でもステージ1−3までは体験することができて、
どこでもいつでも簡単にプレイができて、
マリオを全く知らないユーザーも知っているユーザーも誰でも一度はダウンロードをするであろうスーパーマリオラン。
本当のところどうなんでしょう?
僕は成功だと思いますよ。
実際にApp Storeサーバーに障害が起きるくらいですし、
予想としても一ヶ月で5000万ダウンロードですよ。
スーパーマリオラン、公開1ヶ月でポケGO超えの5,000万DL!売上81億円との予測 - iPhone Mania
詳しい内容をお話ししていきます。
スーパーマリオラン制作の意図
そもそもスーパーマリオランは
9/7にappleの新型iphone発表会でマリオの生みの親である宮本茂氏によって、
サプライズ的に発表されました。
その後、宮本茂氏にはこんな意図があったことが発表されました。
アメリカのIT系ニュースサイトthe Vergeは任天堂の宮本茂氏にインタビューし、先日発表されたiOS機向けアプリ『スーパーマリオラン』は「マリオをプレイしたことがない人たちに向けてシンプルにした」ゲームであり、その究極の目標が「(本格的なマリオゲームが遊べる)自社プラットフォームに興味を持つ人々の人口を増やすこと」であるとの言葉を伝えています。
宮本茂氏、iPhone向け『スーパーマリオラン』は「アプリ内購入なし」や「ポケモンGOを意識」と語る - Engadget 日本版
マリオに興味を持ってもらい、最終的には自社プラットフォームに誘導するためだと書いてありますよね?
発言通りにこれからiPhoneだけでなくアンドロイドでもリリースされていき、
それは日本にとどまらず世界150か国以上に広がっていきます。
ポケモンGOとの関係
この狙いを効果的にするために任天堂は既に手を打っていました。
それが、7/6にリリースされたポケモンGOです。
ポケモンGOは任天堂の知名度が世界レベルで広がり、株価も爆発的に上昇しました。
無料ゲームベースにガチャ課金制度によって、世間の風当たりも強くなり、頭打ちの状態になっていたアプリゲーム市場に、
今まで参入していなかった企業が突然やってきてシェア上位に躍り出てきただけでなく、
その企業がキャラクターコンテンツなど高い企業力を持つ任天堂だとすれば、株価も上昇しますよね。
そんな中、ポケモンGOの熱狂的なブームが収まる前に、
今度は任天堂主導のアプリゲームである
スーパーマリオランを発表しました。
そこからスーパーマリオラン特設ページがApp Storeで設置され、
10/27の任天堂 決算説明会では、スーパーマリオランについて明らかになりました。
そしてさらに、
USJにマリオを登場させると発表しました。
任天堂は2016年11月29日、米ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツと提携し、大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」で任天堂ゲームのテーマパークを展開すると発表した。
任天堂、USJに「マリオ」テーマパーク 日米3か所で展開 : J-CASTニュース
このUSJへのいきなりの登場も世界中に相当なインパクトを与えました。
任天堂の狙い
冒頭でも説明しましたが、
あくまでスーパーマリオランは、
任天堂のプラットフォームに誘導するためであり、
任天堂が自身のキャラクターを活かしたコンテンツに、
真に力を入れるのはそのプラットフォーム内でだと宣言しています。
ではそのプラットフォームとは、
10/20に発表されたNintendo Switch (公開前まではNX)
になりますよね。
2017/3に発売予定ですが、
それまでには後3か月ほどしか残されていません。
その短い期間の間で、
劇的に任天堂や任天堂のキャラクターに興味を持ってもらえる手としては、
大成功だったんじゃないでしょうか?
今は株価は下がっていますが、
新しい料金体系で登場したゲームアプリですから、
最初は短期的な影響を受けるのも仕方がないと思います。
僕は任天堂を応援しているのでこれからに期待です。
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